« 作業風景スナップ(1) | トップページ | ポイントマシン »

鉄道模型?模型鉄道?

これまで台枠や線路のレストア進捗状況をお伝えしてきましたが、そろそろ、私達の目指す所についてご紹介しようかと思います。

このレイアウトの創られた、昭和30年代のレイアウトについては、機芸出版社刊のレイアウトガイド、ホームレイアウト、レイアウトサロンといった書籍により窺い知る事が出来ます。それらは、今日のレベルから見れば全てが大雑把で、車両も含め72分の1かと思える程オーバースケール。思えば日本型車両の厳密なスケールモデルは皆無に近い時代だったのですね。

Nゲージでも狭いベニア板1枚ちょっとのスペースに敷いた16.5mmの線路は、Cタンクでさえギリギリの超急カーブと急勾配。猫の額のような狭い駅構内に、おもちゃのような小さな駅舎と機関庫・・・・・それでも、私達は、これら昭和30年代のレイアウトに、素晴らしいイマジネーションの広がりを感じます。遠い昔を思い出して懐かしむ方も大勢居られるでしょう。でも、はっきり申し上げますが、私達は郷愁や懐古、骨董レアもの愛好では無く、2007年現在の視点で見て素晴らしいと感じています。だからこのレイアウトをレストアしようと決めたのです。

何故素晴らしいと感じるのか?その答えは単純では無く、メンバー各自で少しづつ違うかと思いますが、私が感じるのは、それぞれのレイアウトが実物の鉄道の模型化ではなく「**鉄道の世界」という独自の世界を構築しているという事。「ツボミのBタンク」ではなくて「**鉄道*号機」になりきっている。オーナーがカッコイイと感じればどんな車両でも、どんな塗装でも自由自在。つまり、「鉄道(の)模型」というよりも、独自の「模型鉄道」を実践しているという点に他なりません。

どこの国のどの鉄道にも似ていないが、楽しくて夢のある模型鉄道が実現できれば、と思っています。(U太)

|

« 作業風景スナップ(1) | トップページ | ポイントマシン »

コメント

正におっしゃる通りです

子供の頃、エンドウのED66でフリーランス20系?を牽かせて、「こんなのが走っていたら楽しいな」と思っていた頃を思い出しました。
確かに、あまり実物にこだわってしまうと、特にレイアウト製作にはニッチモサッチモ行かなくなりますね。
以前固定レイアウトを作ったときも、実際アメリカ・メキシコには行った事が無いが、映画・写真などからイメージをふくらませ、回りの声も気にせず?自分の鉄道を作りました。 
今でもGE44t・45t・70t等をテーブルの上にだしては、1本のフレキに並べ、レイアウトで使っていたストラクチャーを脇に置きほくそ笑んでおります。

投稿: ○天雄太 | 2007年5月20日 (日) 15時38分

○天雄太さん、こんにちは。
あのメキシコ風レイアウト、インパクトありましたよね。今も「こっそりひっそり目立たずに」製作進行中かと密かに期待していたのですが・・・
「気軽に楽しめるフリーランス」なんて言う人が結構居ますが、作り手のセンスが表に出るので、プロトタイプ通りに作るより実は難しかったりしますよね。
そんな訳で羊頭狗肉になってしまわないか、実は心配してます(困った時のモロさん頼みでもあります)

投稿: U太 | 2007年5月22日 (火) 18時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 作業風景スナップ(1) | トップページ | ポイントマシン »