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台枠と線路の復旧工事

ぽつぽつと画像がアップされていますが、2月下旬からレストアの第一ステップとして、痛んだ台枠の修復と、線路配置のオリジナル(レイアウト全書掲載当時)への復旧がスタートしています。

台枠は12mm耐水ベニアを組み合わせたオープントップ工法で作られた、かなりがっしりしたものです。しかし、50年近い年月と保管中に浴びた雨の影響か、右手部分はベニアの接着剤が老化し剥離寸前。いつバラバラになってもおかしくない状態でしたので、外枠を更新すると共に既存の枠組を角材で挟み補強しました。これに併せ、路盤も12mmベニアで新製し、撤去されていた機関庫への線も復旧しました。

現在線路の復旧がほぼ終了しており、引き続きポイントマシンや配線、ターンテーブルの復旧等、「オリジナルの線路配置で車両が走る」状態に向けてレストアを進めます。

線路のレストアにあたっては、ポイント(篠原製)、マシン(天賞堂製)共オリジナルが残っている手前側ヤード付近を「歴史保存地区」としてそのまま残しますが、再敷設する部分は現在の100番レール、4番ポイントにスローアクションポイントマシンを使い、電気方式もDCC対応とする予定です。(U太)

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発電所裏の山岳部分の改修です。

レイアウト全書からではカーブ半径、カーブの起点等の

記述が無いため、現物をトレースし、コンパネに写し取って

から、カーブの起点修正、複合カーブのスムージングを行い

ました。写真の新聞紙に赤ペンでライン取りを行っているのが

線路中心のトレースです。

この部分は途中にポイントがあるため、単純なカーブでは無く

ポイント前後で半径が異なっています。

レイアウト全書の俯瞰写真と首っ引きで作業を進めました。

(雅)

Pict0035_1 Photo_1

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橋と柵

雰囲気良いでしょう?昔、ルノーが渡った橋です。

手近に在った木を植えて即席情景を作ってみました。

列車も格調高く女王の国の小編成をチョイスしました。

橋も柵も真鍮ハンダ付けで作られています。

なお、この情景は作業開始とともに消えてしまいました。

Pict0022

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残っているもの、失われたもの

「レイアウト全書」掲載の写真と見比べて一番大きな変化は、湖畔を下って機関庫へ行く線がすべて撤去されている事です。更に良く見ると、湖の周りを回っていたリバース線も半周しか敷かれていません。これらは是非復旧したいところです。

レイアウトの向かって右側の山は路盤、地面とも新規に作り直されたものですが、左側の山はオリジナルが 残っていて、金属製の道路橋や枕木柵はオリジナルのままビクともしていません。道路橋の画像に写っている特大犬釘のフレキシブルレールも多分オリジナルです。A2A1_1(U太)

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レストアは先人の情熱や苦労した跡が良く判ります。

建設当時の材料事情や走らせる車両などを想像しながら

レイアウトの各部の作り、線路配置などを見ると、いかに

現在のモデラーは恵まれているかが実感できます。

投稿した作業風景の写真はレイアウト右側、発電所の裏あたり

の路盤工事です。この部分の経年劣化が特に激しく、レイアウトの腰板

、路盤、ライザー部分に手を入れました。写真は均一な勾配をキープ

するための寸法取りです。  (雅)

Koko1

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波乱万丈の40数年?

「レイアウト全書」では、このレイアウトは製作者の彦坂さんから河村さんに譲渡され、「南六甲電軌」という名のトロリーレイアウトに変身したと記述されています。それからの数十年、このレイアウトはどのような経緯で生き残ってきたのでしょうか?

私達にこのレイアウトを譲渡して頂いたIさんに伺ったのは、以下のような事でした

・昭和40年代に河村さんの学校の後輩の方?に譲渡された。この時は完全な状態だった

・その後、軒下に立て掛けて保管したらしく、風雨でストラクチャーのみならずシーナリーや路盤も傷んでしまい、殆ど台枠と線路だけの状態になってしまった

・ボロボロのレイアウトを引き取ったIさんの前のオーナーNさんが、腐った路盤の更新、レールの張替え、シーナリーの復旧を行い、本線は一応走行可能な状態でIさんの所に来た

シーナリーも殆ど無く、路盤も痛んで列車の走れない、満身創痍の状態でも捨てられなかったのは、歴代オーナーに「レストア出来たら、きっと素晴らしいレイアウトになるだろう」という夢を見せ続けた、絶妙なデザインの力だったのは間違いないと思います。

そして、我々もIさんのお宅で「うわぁカッコイイ!」と絶叫したのでありました。

 (U太)  3/14 22:45 修正

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いつ創られた?

Rimg0031 Photo
このレイアウトは機芸出版社刊「レイアウト全書」掲載の「或るレイアウトの一日」で広く紹介されましたが、いつ頃製作されたのか、正確な年代は判っていません。機芸出版社にも問い合わせましたが「昔過ぎて資料等残っておらず判らない」との回答でしたが、司食鳥弟さんの調査(出典は森井さんのHPだそうです)では、元記事は鉄道模型趣味1961年3月~4月号(通巻153・154号)で発表されており、153号の表紙になっているそうです。情報有難う御座いました。こうしたアーカイブが存在しているのは素晴らしいですね。

また、司食鳥弟さんからは、レイアウト全書に『59年の7月から、12月までの5ヶ月間に渡って、当時、慶応義塾普通部に在学されていた御子息が、卒業制作として始められたものを基盤に』と記述されているので1959年製作ではないか・・・とのご指摘も頂きましたが、一方、前オーナーIさんの「製作後ほぼ50年経っていると聞いている」とのお話もあり、息子さんが作ったものに彦坂氏が手を加えたのが1959年7月~12月で、レイアウト自体の制作はもっと前だったという可能性もあって、真相は依然謎のまま(大げさ?)です。
(以上 3月22日加筆修正)

製作年度を特定するために、もう一つ大きなヒントがあります。それは、篠原模型の「初代プラ枕木ポイント」すなわち犬釘の表現が無く、分厚いガードレール状のモールドでレールの外側を押さえているものが使われているという事で、このポイントの発売年度と発売期間が判れば製作年度も或る程度絞り込めるかと思います。こちらについても模型製品史に詳しい方からの情報をお待ちしております。  (U太)

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素晴らしいレイアウト

数十年前に制作されたレイアウトを友人が譲り受けました。
コンパクトなスペースに運転の楽しめる線路配置と
起伏に富んだストーリー性のある地形を両立した
素晴らしいデザインのレイアウトです。

仲間達が集まって早速レストア&リメイク作業が始まりました。
このブログではその作業の内容や、レイアウト談義などなど、
参加者の生の声を載せていきたいと思います。どうぞお楽しみに・・・・・
(モロ)

今までのお話はこちら。
http://37.teacup.com/qn5moon/bbs
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